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平日も落語を聞きながら通勤したいとか、ウォーキングしたいと思う人もいらっしゃると思います。
私も長時間の電車通勤の時間を楽しもうといろんなサービスをしてきました。
今回は、そんな長時間通勤やウォーキングのお供に最適な落語の聴き放題サービスを紹介します。
オーディオブックやポッドキャストと言われても分からない!という人たちにもわかるように解説していきます。
落語を聞き放題で楽しむにはどうすればいいか?
落語のスマホなどから聞き放題で楽しむ方法は次のようのものがあります。
- オーディオブックを利用する
- ラジオやポッドキャストを利用する
- 音楽配信にある落語を聞く
- CDをネットレンタルして大師匠の落語を聞く
などがあります。
月額料金や楽しみたいコンテンツなども違いがあるので、自分の好きな落語家さんや支払える範囲の月額料金などで決めてみてください。
次からは詳細な聞き放題サービスを紹介します。
落語聞き放題サービス5選の比較(価格や機能)
落語を聞き放題で楽しめるサービスとしては次の5つがあります。
- audiobook.jp(オーディオブック)
- ゲオ宅配レンタル(CDレンタル)
- うたパスなどの音楽配信サイト(音楽配信)
- Audible(オーディブル:オーディオブック)
- ラジオ、ポッドキャスト
以上が主な配信サービスとなります、順番に特徴とオリジナル作品などを紹介します。
落語と読書を楽しめるAudiobook.jp
まずは、audiobook.jpというオーディオブックを聞き放題で利用できるサービスです。
オーディオブックとは、書籍を読み上げて配信をしてくれるサービスです。
かつては書籍に比べて高くビジネスマン向けでもありましたが、最近では聴き放題がでてきたり認知度が広まり価格も下がっています。
オーディオブックで有名なサービスが、そのままずばり「audiobook.jp」というサービスです。
audiobook.jpは、
- 聞き放題プラン
- 作品ごとを買い切りのプラン
の2つがあります。
聴き放題プランの方は作品が限られていますが、月額880円と書籍1冊分以下の料金でオーディオブックを楽しむことができます。
年払いにすると金額は7,500円となり、1ヶ月あたり625円で更にお得に利用できます。
2021年現在の聴き放題プランで聞くことのできる落語家には
- 立川談志
- 柳家小さん
- 三遊亭白鳥
名人上手から創作落語の名手まで数多くの落語家の高座を聞くことができます。
名人芸を楽しめるネットレンタル「ゲオ宅配レンタル」
つづいて、CDをレンタルして利用する方法です。
最近ではCDのレンタルショップも少なくなってきていますので、ネットレンタルを利用するのが便利な方法です。
わざわざ借りに行く・返しに行くという手間はなくなり、自宅まで届けてくれてポストに返却できますので貸し借りの面倒さもなくなり楽になります。
桂枝雀や志ん朝などのかつて傑作の落語を残した名人の作品もCDレンタルできることもあるので、過去の名作を聞きたい人はCDレンタルをおすすめします。
CDネットレンタルで取扱数も多く、月額料金も良心的なサービスは「ゲオ宅配レンタル 」です。
月額料金は、毎月8枚レンタルできる「スタンダード8」は2046円(税込)です。
もしも8枚借りれない月があっても翌月に繰り越されますので、安心して利用できます。
またCDレンタルの他に、DVDもレンタル可能です。
スマートパスプレミアムなどの音楽配信で音源化された落語を聞く
CDで音源化された落語の高座は、音楽配信サイトでも聞くことが可能です。
auが提供するスマートパスプレミアム は、月額548円(税込)でさまざまなアプリを利用できます。
スマートパスプレミアム の中で利用できる「うたパス」の中には、落語の高座も入っています。
1曲ごとの選択ができず、プレイリストで選んで聞く形になりますが、新しい落語を知りたいという場合には活用できます。
新しい落語と出会うためにシャッフル再生を利用して、自分の知らない落語に出会う方法を使えたりします。
自分が普段聞かないような落語家さんや作品を楽しんでみるという方法を選んでみるとよいでしょう。
月額500円程度と利用しやすく、また落語の動画を見ることのできるアプリも同じ料金で楽しめるので、活用してみてください。
オーディブルで吉本興業の落語家の芸を聞く
オーディオブックのもう1つのサービスは、amazonが運営する「Audible」(オーディブル)です。
Audibleもaudiobook.jpと同じようにオーディオブックを利用できるサービスになっています。
月額は1,500円で月に1冊のオーディオブックを読むことが可能です。
1冊購入してダウンロードすれば、amazonの会員である限りはAudibleを月額契約を止めてもオーディオブック自体は聞くことができます。
Audibleでは、吉本興業所属の落語家である笑福亭仁鶴や明石家さんまの師匠・笑福亭松之助の落語を楽しむことができます。
若手を楽しむならポッドキャストも
月額料金はかからない方法としてポッドキャストを利用するという方法もあります。
米粒写経・サンキュータツオがキュレーターを務める「渋谷らくご」の公式のポッドキャストである「まくら」では、本編の高座も落語家さんによっては配信される場合があります。
不定期ではありますが、落語を楽しめる方法として登録しておくとよいでしょう。
「渋谷らくご」については開催されている渋谷ユーロライブの記事でも紹介しています。
聞き放題サービスの料金比較
ここまで紹介した5つのサービスの月額料金をまとめてみました、サービスを利用するかどうかの判断材料に利用してみてください。
サービス名 | 月額料金 (税込) |
audiobook.jp | 880円 (聴き放題プランの場合) |
ゲオ宅配レンタル | 2,046円 (月8枚利用の「スタンダード8」の場合) |
スマートパスプレミアム | 548円 (うたパス・落語動画などアプリも利用可) |
audible(オーディブル) | 1,500円 |
ポッドキャスト | 無料(配信は不定期) |
まとめ
聴き放題で落語を楽しみ方法は多くあります。
- 聴き放題プランで談志や小さんを楽しめるaudiobook.jp
- レンタルで枝雀や米朝、志ん朝を楽しめるゲオ宅配レンタル
- シャッフルで新しい落語と出会えるスマートパスプレミアムの「うたパス」
- 笑福亭仁鶴や笑福亭松之助を楽しめるaudible(オーディブル)
- 最新の落語と出会えるポッドキャスト
自分の聞きたい作品があるものを選んでみて、聴き放題で落語を楽しんでみてください。
14日から1ヶ月ほど無料体験があるサービスばかりなので、一度試しながら選んでみるとよいでしょう。