最近では動画見放題のサービスが増えてきて
「何を選んでいいか分からない!」と思う人もいると思います。
私もこれまでどれを選べばいいか悩んで来ました。
ここでは、そんな方のために私が調べた動画の見放題サービスについての比較と
落語を見るためにはどの動画見放題を選べばいいか?を比べてみました。
皆さんがお得に動画見放題サービスを利用できるようになれば嬉しいです。
それでは早速紹介していきましょう!
落語を見放題で楽しむためにはどのサービスを選べばいいか?
最初は落語にまつわる配信サービスや見放題サービスでどれを選べばいいか?の判断基準を考えていきたいと思います。
見放題サービスなどを決めるポイントとしては、
- 生活スタイルに合わせて考える
- 見たい番組から考える
- 配信で見たいのか?レンタルしたいのか?テレビで見たいか?で考える
という大きく3つのポイントから考えるとよいでしょう。
順番に説明していきます。
見て楽しむか?聞いて楽しむか?生活スタイルに合わせて選ぶ
まずは生活スタイルに合わせて見放題サービスを選ぶというポイントです。
- 通勤で電車を使っている人
- 主婦
- ひとり暮らしの方
など生活スタイルはそれぞれ違います。
見放題サービスなどを最大限活用しようと考える場合に、自分の生活スタイルに合ったサービスを利用するのが1番使いやすいサービスになります。
例えば、通勤電車を利用している人にとっては、通信容量を気にせずに見られる事前ダウンロード機能のある見放題サービスを利用するのが便利になります。
ダウンロード機能がある見放題のサービスは、
- U-NEXT
- hulu
- AmazonPrimeビデオ
などがあります。
主婦の方なら、忙しい時間の合間に見られるように1本の動画の再生時間が短いものが多い見放題サービスなどを利用するという選択肢もあります
また、家族全員で見られるようにキッズ向けの動画もラインナップにあるようなサービスを選んだり、
旦那さんとシェアして利用できるようなサービスを選ぶということも考えられます
ひとり暮らしの人なら、家のテレビでも見られるように大画面に対応している見放題サービスなどを利用したい!など
自分の生活スタイルにあったサービスを利用するのがよいでしょう。
見たい番組があるかどうか?
次に「みたい番組があるかどうか?」です。
動画の見放題サービスも増えてきていますので、どのサービスを見られる作品というのも多くありますがオリジナル作品や限定配信なども増えてきています。
落語番組で言えば、「笑点」などは日本テレビ系の番組を独占配信している「hulu」でしか見ることができませんし、
(「hulu」については別の記事でも紹介します)
「落語研究会」については、U-NEXT限定で配信がされています。
毎年恒例の爆笑問題の時事漫才のライブも2020年は UーNEXT限定配信となっています。
(「U-NEXT」については「U-NEXTで落語を楽しむための方法(価格、デバイス、テレビとの接続)」でも紹介します)
みたい番組はオリジナル番組である場合は、他のサービスを比較できなくなりますので、確認が必要です。
配信で見たいのか?DVDやCDレンタルしたいのか?テレビで見たいか?を考える
続いて「DVDやCDなどを借りて楽しみたい」です。
自宅のネット環境が悪かったり、DVDでしか見られない作品があるなどのケースもあります。
その場合は、ネットレンタルなどを利用するという方法もあります。
レンタルできる店舗も減ってきていて、借りに行く、返しに行くの手間も省けるネットレンタルを利用し、
DVDでしか見られない往年の名作などを楽しむ人も多くいます。
亡くなってしまった落語家さんなどの高座を見たい場合は、CDやDVDなどのネットレンタルを利用するのも候補の1つとして入れてみてください。
今回は見放題サービスについての記事になるので、CDやDVDをレンタルできるサービスについては別の記事で紹介します。
また、気軽に見たい手段としてテレビで見たいという方法があります。
主に衛星放送などに加入する方法で解決することができます。
テレビで落語を楽しめる配信サービスとしては、別の記事で紹介します。
以上、3つのポイントについて紹介しました。
自分がどれを重要視するか?で選ぶサービスも変わってくると思いますので、自分の好みや生活スタイルなどを考えて選んで見てください。
見放題ではなく、聴き放題で落語を楽しみたい
動画で見るのは、データ容量とかも気になるし、通勤中だと乗り過ごしてしまうという人には音声で落語を楽しむという方法もあります。
聴き放題の方法としては、
- オーディオブックの聴き放題サービスにある落語を利用する
- ポッドキャストを利用する
- 音楽の聴き放題サービスに登録されている落語を聞く
今回は見放題についての記事なのと、この3つの詳細を説明すると長くなってしまいます。
ですので、別に記事で紹介します。
見放題サービスで見られる落語の番組
つづいて見たい番組がある!という方に向けて、見放題サービスで見ることができる落語の番組を紹介します。
落語番組全部を取り上げると長くなってしまいますので、ここでは動画見放題サービスで見ることができるものを紹介します。
落語の番組についても、別に記事でも紹介予定です
ミッドナイト寄席(ゴールデン)
BS12で放送されている30分の寄席番組を配信。
昇進前の二ツ目にいる落語家や講談師、浪曲師を中心に落語や講談をそれぞれ1本披露する
時間帯が深夜から夜のゴールデンタイムになったの「ゴールデン」と後でタイトルが加えられたが内容はほぼ同じになっている
AmazonPrimeビデオやU-NEXTなどで見ることができます
amazonプライムビデオで楽しめる落語については、アマゾンプライムで楽しめる落語や寄席でも紹介をしています。
落語研究会
TBSで毎週日曜日に放送されている落語番組。
昭和の時代から続く長寿番組であり、コンテンツも豊富。
TBS番組系列ということで、見放題のサービスではU-NEXTで視聴可能
笑点
日曜夕方の長寿番組、前半は落語や漫才などのネタ披露、後半は出演者による大喜利の構成になっている。
日本テレビ系の番組ということで「笑点」は「hulu」でのみ配信をされている。
「hulu」については、huluで落語を楽しむための方法(価格、デバイス、テレビとの接続)でも紹介しています。
気になる方はチェックしてみてください。
大落語名人会
ベテランや名人と呼ばれる落語家が大ネタを2人の落語家が演じる寄席の収録の様子を配信。
桂歌丸や林家木久翁など笑点などでもおなじみの落語家の落語を見ることができる。
Amazonプライムビデオで見ることができる。
寄席チャンネルSELECT
スカパー!のチャンネルである「寄席チャンネル」で放送された寄席収録の様子を個別に配信している。
スカパー!であれば「寄席チャンネル」や、オンデマンドなどで視聴が可能。
AmazonPrimeビデオとは別に個別のチャンネル料金はかかるが、Amazon内の「寄席チャンネルSELECT」でも見ることができる。
寄席のメンバー構成も「番組」と呼ばれている
一般的に「番組」といえばテレビなどで放送されているものを指すことが多いです。
しかし、寄席や劇場などで「番組」というと当日のメンバー表や出演順のことを言う場合もあります。
「番組」というニュアンスが違うと思った場合は、寄席でいう「番組」のことを示していることもあります。
会話などで頭の中に「?」が浮かんだ場合は思い出してみてください。
同じ料金で落語以外も楽しめる見放題サービス
動画見放題といっても同じ料金で他の動画などが楽しめるものばかりです。
映画やバラエティを楽しみたい人にとっては、動画見放題のサービスは月額料金で多くの動画を楽しめる最適なサービスとなっています。
最近では、同じ料金で音楽を楽しめたり、読書を楽しめたり他のアプリの利用も可能なサービスも増えてきています。
ここでは、動画の見放題に追加して利用できるサービスがあるものを紹介していきます。
読書も同じ料金で楽しめるサービス
まずは、動画見放題にあわせて書籍や雑誌飲み放題のあるサービスです
サービス名 | 特徴 |
FODプレミアム | 雑誌の見放題サービス |
Amazonプライム | 雑誌や書籍を楽しめる |
U-NEXT | 雑誌の見放題 毎月付与されるポイント(1200ポイント)で新刊マンガや書籍が楽しめる |
スマートパスプレミアム | 雑誌の見放題や生活関連のスマホアプリやゲームが楽しめる |
音楽も同じ料金で楽しめるサービス
動画見放題の他に、音楽を楽しめるサービスもあります。
Amazonプライムにはプライムミュージックで音楽も聴き放題の曲がある。(楽曲の制限はあり)
聞くことのできるラインナップには落語や講談の作品もありますので、見るだけでなく聞いて楽しみたい場合はAmazonプライムを候補に入れてみてもよいでしょう
スマートパスプレミアムでは、演目の指定はできずにシャッフル再生となりますが、桂歌丸などの落語を楽しむことができます。
スマートパスプレミアムについては、「スマートパスプレミアムなら落語やお笑いを楽しめる」でも紹介していますので気になる方はこちらもチェックしてみてください。
また落語を聞く選択肢として「オーディオブック」という選択肢もあります。
産経らくごは産経新聞主催の落語会を毎月生配信で楽しめるサービス
落語だけの配信サービスがあります、産経新聞社主催の落語会を配信で見ることができるサービス「産経らくご」です。
産経らくごは月額1100円で、月内に開催される産経新聞社主催の落語会の配信を月平均3本みることができます。
配信を見逃した人も1周間程度のアーカイブとして見逃し配信が残りますので、リアルタイムに見れない人も見ることができます。
また、同じ料金内で産経ネット会員(月額550円)が読むことのできる記事も見ることができます
最新の落語を1月3本生配信で1100円で観られるのはお得に落語を楽しめるサービスになっています。
見放題サービスの料金はいくらか比較
自分の使いたいサービスを見つけたところで気になるのが料金です。
毎月の支払いとなるので、自分の生活を相談して検討してみてください。
それぞれの見放題サービスの料金と特徴をまとめてみましたので参考にしてみてください。
寄席チャンネル
寄席チャンネルは、スカパー!で見られるCSのチャンネルです。
月額は550円(税込)で東京の寄席での収録などをメインに放送されています。
またアマゾンプライムビデオでは、落語家や漫才師、講談師など1組ずつに編集された動画を見ることができる
「寄席チャンネルSELECT」というサービスもあります。
こちらは、Amazonプライムの月額料金とは別で月額550円(税込)が必要になります
hulu
huluは日本テレビ系のテレビの過去作などが配信されているサービスです、月額は1026円 (税込)
hulu独占の番組としては日本テレビの長寿番組で大喜利が有名な「 笑点」があります
日本テレビの番組を中心に、映画立川談志、僕ら的には理想の落語、一部スポーツ中継などのライブ配信も観られます。
FOD PREMIUM
FOD PREMIUMはフジテレビの番組の過去作を楽しめる動画見放題のサービスです。
月額976円 (税込・月額) 、キャリア決済を除く2週間無料トライアルもあります
フジテレビでかつて放送した「語楽」や神田松之丞などの講談なども楽しめます。
また同じ料金で、雑誌読み放題の楽しむことができます。
Amazonプライムビデオ
Amazonプライムビデオは、ネットショッピング大手のAmazonの会員サービスの一部で
過去の映画やテレビ番組、amazonオリジナル番組などを見ることのできる動画見放題サービスです。
プライムビデオは、Amazonプライムのサービスの1つでその他には
- 翌日配達やセール価格で購入できる
- 雑誌や書籍が読める
- 音楽(落語含む)も聞くことができる
など動画見放題の他にも活用できるサービスが多いです。
料金は月額料金と年払いで違ってきます。
月額なら500円、年額であれば4900円(税込)です。
Amazonプライムビデオは、「ミッドナイト寄席」「大落語名人会」「落談」などを見ることができます。
また別途月額料金が発生しますが、
MBS動画イズムselectでは、吉本新喜劇や「らくごの時間」などの演芸番組を
寄席チャンネルSELECTでは落語家、浪曲師、漫才師などのネタをみることができます
U-NEXT
U-NEXTはUSENが提供する動画見放題サービスです。
月額料金は、2189円(税込)です。
他のサービスに比べて月額料金は高くなっていますが、
- 雑誌読み放題
- 毎月1200ポイント(1ポイント=1円)がもらえる
- 独自のコンテンツが多く揃っている
などメリットも多いです。
別料金で、990円(税込)を払えば、NHKの番組も見放題になる「NHKパック」もあります。
NHKオンデマンド
NHKオンデマンドは、NHKが提供する過去作が見放題になるサービスです。
月額料金は990円(税込)
「ちりとてちん」や「昭和元禄落語心中」などの落語をモチーフにしたドラマなどを見ることができます。
NHKで毎週放送されている演芸番組である「日本の話芸」はNHKオンデマンドでは取り扱いがないです。
NHKプラスで1週間見逃し配信があるだけになります(要登録・2021年10月現在)
さきほど紹介したU-NEXTでも同じ料金で同じ内容の「NHKパック」を利用できます。
まとめ
動画の見放題サービスの中でも落語のラインナップは少なく、選べるサービスも限定されています。
お得に楽しみたいなら、Amazonプライムビデオでミッドナイト寄席や落語の音源を楽しんだり、Paraviで落語研究会などを楽しむ方法をおすすめします
また『笑点』が見たい!という人は、「hulu」を選ぶことで過去作まで楽しむことができます。
新作や雑誌、書籍なども一緒に楽しみたい場合は、U-NEXTを利用すれば月額料金は少し上がりますが、楽しみ方が広がります。
自分のスタイルに合わせて、落語を見放題サービスで楽しんでみてください。