渋谷は文化の発信基地としてかつては「セゾン文化」などを流行しましたが、現在でもあらゆるカルチャーの発信される場として定着しています。
近年、新たに作られた劇場も多く、その1つが「ユーロライブ」です。ここではユーロライブで行われる公演や、座席表や見やすい席の紹介。アクセスや公演料金になどについて紹介していきます。
ユーロライブの座席は?見やすい席などはありますか?
もともと渋谷ユーロスペースという映画館がライブスペースして再構築された経緯がありますので、座席も映画館のように階段状に座席が並んでいます。
ですので、他のトークライブハウスやお笑いの劇場に比べてどのスペースでも見やすい環境でライブが楽しめると思います。
ユーロライブの見やすい席
そんな中でも、やはり前方の中央付近はライブに没頭できる席ではあります。人気もあり自由席などの設定の場合はすぐに埋まりますので、発表されると同時にチケットを確保するなどの必要があります。
予定が分からない場合や当日ふらっと行きたいという感じの方は、あまり無理せずに空いている席に座っても十分に楽しめる環境にあると思います。
渋谷らくごの場合は当日券を多く残していることがあるので、当日でも見やすい席に座れる可能性は高まります。もし当日に席が埋まっていても、立ち見での入場になります。その場合でも通路の階段に座っての鑑賞も可能で座布団も貸してくれることもあるようです。
ユーロライブの座席表
渋谷ユーロスペースの座席表は以下のようになります。座席の並びも映画館の名残があります。
定期ライブは渋谷コントセンターと渋谷らくご
ユーロライブには毎月定期開催されるライブがあります。「渋谷らくご」と「渋谷コントセンタ-」です。
ここではその2つのライブの特徴などを紹介します。
渋谷らくごは初心者も楽しめるコンセプトの落語会
渋谷らくごは、ユーロライブができた当初からある毎月開催の寄席です。東京ポッド許可局などで有名な漫才師でありながら大学講師のサンキュータツオがキュレーションを勤め、若手の二ツ目から真打ちまで楽しめる落語会を開催しています。
開催は毎月第二週金曜日から連続5日間。1日2回公演を基本に1時間で2人が出演する「ふたりらくご」(1人1時間の演目の場合は「ひとりらくご」)と
2時間で4人が出演する「渋谷らくご」などが行われる。隔月の最終日20時の回は創作落語だけのライブ「しゃべっちゃいなよ」なども開催されている。
コンセプトは初心者でも楽しめる落語会。
人気急上昇中の講談師の神田松之丞などの公演では満席の公演もあるが、当日でもふらっと立ち寄れるように当日券も多く確保されているのが特徴。
渋谷らくごの公演時間は?
平日は「ふたりらくご」18時~19時、「渋谷らくご」「しゃべっちゃいなよ」は20時~22時。
土日祝日は14時~16時、17時~19時の2回「渋谷らくご」が行われる。
渋谷らくごの料金は?
「ふたりらくご」「ひとりらくご」の場合と、「渋谷らくご」「しゃべっちゃいなよ」で公演時間や内容が異なるので料金が分かれる。
「渋谷らくご」と「しゃべっちゃいなよ」の料金は、
前売券で
- 大人2,300円
- 大学生1,700円
- 高校生と落研1,000円
映画館ユーロスペースとシネマヴェーラの会員は2,000円
となっている。(当日券はそれぞれ200円アップの料金)
6ヶ月間有効の5枚回数券もユーロライブ窓口で販売されており、大人は10,000円、大学生7,500円、ユーロスペース/シネマヴェーラ会員9,000円で購入できる。
「ふたりらくご」「ひとりらくご」の料金は、
前売券は、
- 大人1,000円
- 大学生700円
- 高校生・落研400円
- ユーロスペース/シネマヴェーラ会員は900円
となっている。(当日はそれぞれ200円プラスの料金)
「ふたりらくご」「ひとりらくご」に関しては回数券の販売はない。
テアトロコント(渋谷コントセンター)は劇団とコント師が集うコントライブ
いとうこうせいと構成作家・倉本美津留がキュレーションを務めるコントライブ。
「テアトロコント」など名前やコンセプトをかえつつもコントライブとしてはユーロライブ開設当初から続いている。
「テアトロコント」は、さらば青春の光やラブレターズ、ザ・ギース、チョップリン、などの実力はコント師と小演劇界で活躍する舞台俳優などが参加してコントが繰り広げられている。
4ユニットが出演し、それぞれ30分のコントを行う。そして最後の全ユニット出演でトークパートがある構成で毎月行われている。
開催日時は、第3もしくは第4金・土(毎月20日前後の金・土が目安)の19時開場・19時半開演(21:45終了予定)で連日出演のユニットと日替わりにユニットが入り交じって出演する。
不定期に、劇団やコント師の単独ライブなどが開催される場合には、「テアトロコント」が開催されない場合があるので注意が必要です。
料金は、
- 大人2,300円
- 大学生1,700円
- 高校生・演劇研・お笑い研1,000円
- ユーロスペース・シネマヴェーラ会員は2,000円
(当日券はそれぞれ200円アップ)
ユーロライブへのアクセスは最寄り駅は?
ユーロライブは渋谷駅が最寄り駅で、駅からは少し離れた場所にあります。同じビルにはLOFT9やカルチャーカルチャーなどもあり、サブカル要素の強いビルとなっています。
ユーロライブの住所
渋谷区円山町1-5 KINOHAUS 2階
ユーロライブの最寄り駅は渋谷駅
渋谷駅からは、経由して徒歩では10分程度の場所にあります。
JR渋谷駅のハチ公前から出発する場合は、「109」の右側の文化村通り約3分ほど進み、東急本店とスターバックスの方向に進みその先にある「Bunkamura前交差点(松濤郵便局前)」を左折して道なりに60メートルほど進むと到着するルート
渋谷駅から「マークシティ内通路」を通りぬけ、道玄坂上交番前」信号を渡り、セブンイレブンの左側の道を下り150メートル進み左手に見えてくるルートが主な行き方です。
ユーロライブの公演料金は?割引はあるの?
ユーロライブは公演ごとに料金が変更されます。また、大人・学生などによっても料金が異なります。
また、運営元と同じ系列の映画館「ユーロスペース」と「シネマヴェーラ」の会員に加入している場合は、会員価格での入場も可能です。(当日料金でも適用されます)
学生割引などが設定されているライブもある
特徴的なのは若者に対する優遇が多いところです。
大学生などは学生証などの提示があれば学生料金が適用されますし、「渋谷らくご」であれば落語研究会に所属していれば高校生料金での入場ができます。
渋谷コントセンター「テアトロコント」であれば、演劇部やお笑い研究会所属であれば、同様に高校生料金での入場が可能になります。
ユーロライブの公演のチケット入手方法は?
ユーロライブの公演のチケットは前売りの場合は2通りあります。
現地の窓口での購入とチケット予約サイト「カンフェティ」での購入ができます。
劇場窓口
まずは劇場の窓口での購入です。基本的には現金払いでの対応となります。ユーロスペースやシネマヴェーラの会員の場合はこちらで入手すると会員料金での支払いで購入が可能となります。
カンフェティ
遠方の方であれば、チケット予約サイト「カンフェティ」の利用が便利になります。サービス手数料と発券手数料として1枚につき216円が必要となりますが、クレジットカードの利用が可能となります。(セブンイレブン発券の場合)
こちらでは券種の取り扱い上、会員価格での購入ができないので注意が必要です。
ユーロライブは飲食できるの?
寄席やルミネtheよしもとの場合は飲食は可能ですが、他のライブ会場では基本的には飲食は禁止となっています。
ユーロライブも同様に基本的には飲食禁止となります。
病気療養などで水分補給が必要な場合などは事前に問い合わせなどをして確認する必要があります。
ユーロライブには駐車場あるの?近くの駐車場は?
ユーロライブへ車で行く場合は、いくつか駐車場はありますが少台数の駐車可能台数となります。また繁華街のために料金も高めの設定となります。周辺にある駐車場を紹介していきます。
タイムス松濤1丁目(5台)
東京都渋谷区松濤1-29
クレジット・現金払い可能。基本料金は、20分300円。最大料金は、9時から19時まで最大料金2,000円、19時~9時までは最大料金1200円となっています。
タイムス円山町第7(6台)
東京都渋谷区円山町10
クレジット・現金払い可能。基本料金は、15分200円。最大料金は駐車後6時間で1800円となっています。
円山町パーキング(4台)
東京都渋谷区円山町1-7
現金支払いのみで全日30分200円
KSバーキング(5台)
東京都渋谷区円山町2丁目10
現金支払いのみ、8時~2時16分100円、2時~8時30分100円
コインパーク渋谷円山町(3台)
東京都渋谷区円山町10-11
現金支払いのみ20分200円。7時から12時まで最大料金1200円。
パラカ道玄坂第3(6台)
東京都渋谷区道玄坂2丁目22-1
現金支払のみ20分300円。入庫後12時間まで2900円の最大料金。0時から8時は最大料金1,500円
ユーロライブ付近の劇場
渋谷・LOFT9 Shibuyaの紹介ページ(同じビル内にある劇場)
渋谷ラママ「新人コント大会」の紹介
渋谷・ヨシモト∞(無限大)ホールの劇場紹介
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