初心者が落語を楽しみたいなら寄席はよせ!?

東京でのお笑いライブ・寄席鑑賞のポイント
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現在のお笑いの源流でもあり、日本独自の文化でも落語は最近でもビームが再燃して老若男女問わず高い人気を誇っています。

日本テレビの長寿番組である「笑点」でも毎週落語家の方が大喜利で茶の間の人気を維持しています。

そこで興味を持った人は落語を生で聞いてみたいという思いを持つ方も少なくないはずです。

毎日上演されていて料金も比較的リーズナブルに落語を楽しめ、なおかつ昭和の雰囲気を味わいたいと言うことで東京の各地にある「寄席」に足を運びたいという人もいるでしょう。

しかし、はじめて落語を見る人にとって寄席というのは注意が必要な場所になってきます。

初心者であれば知っている落語家さんや有名な落語家さんの独演会、または地元の市民ホールなどで開催される地域寄席みたいなものに参加されるのが入口としては楽しめると個人的に思います。

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寄席で落語をみる注意点「知っている人の出演が少ない」

まず、寄席は基本的に毎日上演されていて落語協会や落語芸術協会などの組合に所属する落語家さんが寄席で持ちネタを披露するという流れになっています。

ですので、寄席の番組で10人前後出演するなかでトリの人しから自分の知っている人がいないというケースも多いです。

最悪の場合は知っている人が全然いなかったということもありますので、寄席で落語を楽しみたいという場合であれば事前に演者の下調べが必要です。

その上、人気の落語家さんなどであると急な休演なども発生します。

その点も少し覚悟して寄席へ行くことが必要です。

独演会や市民ホールでの寄席では有名な落語家や知っている落語家を見ると楽しみやすい

テレビで見ている落語家さんや有名な落語家さんを楽しみたいのであれば、その人の独演会というものに参加した方が寄席より楽しめる確率が上がります。

知らない落語家さんであると、知らないというだけで笑うことに対してのハードルも自然と上がってしまいます。

確実に自分が知っている落語家さんの出る落語会に参加するというのは落語を楽しむというポイントでは大事です。

料金は寄席に比べて少し高くなってしまいますが、落語家さんの場合は値段の分だけ面白いことが保障されている証拠でもありますのでケチらないことが結局は楽しめることになることは多々あります。

値段を少し抑えて有名な落語家さんのネタを楽しみたいのであれば、市民ホールなどで開催されるホール寄席や市民寄席に参加することをおすすめします。

市民であれば割引が受けられる可能性もあり、より安価に楽しむことができます。

東京にいるなら「渋谷らくご」もおすすめ

東京在住であれば、渋谷のユーロライブで月に5日程度開催されている「渋谷らくご」もおすすめします。こちらは「初心者も楽しめる」をコンセプトに趣向を凝らした落語会が行われています。

春風亭一之輔などの人気の落語家から新進気鋭の二つ目、ベテランまで幅広い落語家さんが参加されていて自分の好みの落語家さんを探すという意味でも面白い場所となっています。

最近では落語関連のドラマや漫画、アニメも増えてきて寄席を一度楽しみたいという人も多くなりつつありますが、楽しむための準備をしてから出向いてみてもらうと一層楽しさが増えると感じます。

寄席に立ち寄るのが不安だという場合もまずは立ち寄りやすい独演会やホール寄席を楽しんで落語の面白さを少しでも生で体感してもらえればと思います。

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