神田連雀亭はワンコインから落語を楽しめる寄席(ワンコイン寄席・昼席)
昼の時間帯に気軽の落語を楽しめる場として2014年から運営されている「神田連雀亭」
若手の落語家による公演が日替わりのメンバーで連日行われています。
ここでは、神田連雀亭について
- 神田連雀亭とは?
- 主な講演内容とチケットの入手方法
- 神田連雀亭のアクセスと最寄り駅
- その他に神田で落語を楽しめる場所
について紹介しています。
気になるポイントがある人は、その部分に直接移動して見ていただいても大丈夫です。
それでは、順番に紹介していきましょう。
連雀亭とは?
今後注目の集まる二つ目の落語家だけが出演できる寄席として2014年に設立されたのが「連雀亭」です。
落語家・講談師、浪曲師とさまざまな組み合わせで毎日朝・昼と興行が行われています。
末広亭や浅草演芸ホールなどの寄席には出演しない落語立川流や三遊亭一門の落語家も合わせて見られる場所となっています。
また、朝席は500円、昼席は1000円という料金設定で気軽に当日でも見に行けるということも人気の理由です。
発起人は古今亭志ん輔
神田連雀亭の発起人は、古今亭志ん輔です、1984年から99年までNHK「おかあさんといっしょ」に出演していたこともあるので覚えている方もいると思います。
古今亭志ん輔が発起人となり、落語家・講談師の若手育成を目的に設立したのが神田連雀亭です。
翌年には巣鴨のライブハウス「獅子王」で行われるワンコイン落語会「巣鴨獅子座」のプロデューサーも努めておりましたが、2022年現在開催されていません。
神田連雀亭のスケジュールを確認は公式サイトから
神田連雀亭のスケジュールは、連雀亭公式のamebaブログからリンクが貼られています。
1ヶ月分の日替わり朝席・日替わり昼席(きゃたぴら講談)のスケジュールを確認することができます。
twitterで直近の連雀亭のスケジュールは発信される
また、直近のお知らせについては連雀亭のtwitterなどを参考にしてください。
代演の情報などもツイートされますので、気になる方はフォローして情報を追いかけてもよいでしょう。
夜席は出演する落語家のSNSからチェック
夜席は基本的には貸席となっています。
スケジュールも公式のamebaブログから夜席のカレンダーへのリンクが貼られています。
夜席については、予約も可能ですが回によって主催者が異なりますので個別の予約となります。
出演する落語家・講談師さんのtwitterやブログなどの情報から予約を行うか、チラシなどを参考に予約を行ってください。
神田連雀亭の主な公演について
ここからは、神田連雀亭で行われる主な公演については、紹介します。
神田連雀亭の主な公演は
- ワンコイン寄席(朝席)
- 日替わり昼席
- きゃたぴら講談
の3つになります。
夜席は貸席となり連雀亭主催の公演ではないですがここでも少し紹介します。
ワンコイン寄席(朝席)
ワンコイン寄席は、当日500円で楽しめる朝席の落語会です(予約はできず、当日のみ)
開場11:00、開演11:30からの1時間程度の公演です。
出演は、二ツ目の落語家・講談師を中心に日替わりで3名出演しています。
普段、寄席では見ることできない落語立川流や三遊亭一門会の落語も楽しめるのも特徴の1つです。
日替わり昼席・講談きゃたぴら
日替わり昼席は、当日1000円で楽しめる昼席の落語会です(予約できず当日のみ)
開場は13:00、開演は13:30から90分の公演です。
出演は、ワンコイン寄席と同じく二ツ目の落語家・講談師を中心に日替わりで4名出演します。
また、月に数回開催される講談師が3名出る昼の公演が「講談きゃたぴら」となります。
公演時間と料金は、日替わり昼席と同じ(13:30開演90分程度で当日1000円)となります。
夜席は貸席であることが多い
夜席は貸席となり、連雀体の主催ではなくなる。
上でも紹介した通り、公演の情報は連雀亭でチェックできるますが、チケット予約などの方法は主催者に連絡などによる予約になります。
メールやtwitterなど方法は主催者によって異なります。
神田連雀亭のチケット入手は夜席のみ、朝席・昼席は当日支払い
神田連雀亭は、基本的には当日の支払いとなります。
ワンコイン寄席の場合は、500円
日替わり昼席・きゃたぴら講談の場合は、1000円
当日、連雀亭の受付で支払ってください。
神田連雀亭の座席数は?
神田連雀亭は、椅子席での設定になっていて最大席数は約40席となっています。
感染症対策のため、現在では席数を減らしている可能性もあります。
座席に様子は、公式サイトより写真を引用しますので、下の写真で雰囲気を確認してもらえればと思います。
連雀亭へのアクセス、最寄り駅は?
神田連雀亭は、
- 都営新宿線・小川町駅
- 東京メトロ丸ノ内線・淡路町A3出口
が最寄り駅となります。A3出口からは徒歩5分程度の距離にあります。
JRでは、秋葉原駅や御茶ノ水駅からも行くことができます。
連雀亭を行く目安としては神田のそばの名店として行列のできている「神田やぶそば」を目安に行ってみてください。
開場時間あたりになると、出演する落語家さんがチラシ配りをして集客している場合もあります。
神田連雀亭の地図・住所
東京都千代田区神田須田町1-17 加藤ビル2階(1階は「レストランマルシャン」)
連雀亭以外に神田で落語を楽しめる場所
最後に、神田で連雀亭以外に落語を楽しめる場所を紹介します、神田古書センターになる「らくごカフェ」です。
こちらは寄席という形式ではなく平日は夜公演のみ、土日祝は2回公演などで不定期に公演が行われています。
主に貸席がメインで、若手からベテランまで独演会や2人会などが行われたり、関西からの落語家の公演なども行われています。
らくごカフェについては、「らくごカフェは10周年を迎えて武道館で記念興行も行う歴史のあるカフェ」で詳しく説明しています。
まとめ
ここでは、神田になる二ツ目の落語家・講談師を中心に連日公演が行われている「神田連雀亭」について紹介してきました。
神田連雀亭の主な公演は3つ
- 11:30開演で当日料金500円で3名の落語・講談を楽しめる「ワンコイン寄席」
- 13:30開演で当日料金1,000円で4名の落語・講談をたのしめる「日替わり昼席」
- 日替わり昼席と同じく、13:30開演、当日1,000円で3名の講談を楽しめる「きゃたぴら講談」
です。いずれも当日のみの販売でチケットの予約などはありません。
夜席は貸席となっていて、公演の主催者を通じてチケットの予約をすることができます。
神田連雀亭の最寄り駅は
- 都営新宿線・小川町駅
- 東京メトロ丸ノ内線・淡路町A3出口
となっています。
そばの名店「神田やぶそば」などを目印にしてみてください。
連雀亭自身も1階には「レストランマルシャン」となっていますし、開場時間前後には落語家さんがチラシ配りをしている場合もあります。
連日500円から1000円で若手の落語を楽しむことのできる寄席である「神田連雀亭」。なにかの用事に神田・秋葉原周辺に立ち寄った際でもフラッと寄ることのできる寄席となってます。
みなさんも機会があれば、神田連雀亭で落語を楽しんでみてください。
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