新宿のビル街の中に突如、情緒と風格を醸し出す寄席が新宿末廣亭です。
ここではそんな新宿末廣亭への
- アクセス(行き方)
- チケットの入手方法
- スケジュールの確認
- 余一会
- 席亭
- 深夜寄席
- 米津玄師との関係性
について紹介していきます、それでは参りましょう。
新宿末廣亭の住所・アクセス
まずは新宿末廣亭の住所と最寄駅、アクセスについて紹介します。
新宿末廣亭は、東京メトロの新宿三丁目駅C3出口から直進すれば到着します。
付近には、居酒屋やルイ・ヴィトン、IKEAなどが立ち並ぶなかに江戸の風景が漂う建物が出てきます。
新宿末廣亭の住所
東京都新宿区新宿3-6-12
新宿末廣亭の最寄り駅
東京メトロ丸ノ内線・副都心線 新宿三丁目駅C4出口から
新宿末廣亭の料金・座席・チケット入手方法
新宿末廣亭のチケットは基本的には当日販売となっています。
年末年始やお盆シーズンなどは混み合うこともあるため、早朝に整理券が発行される場合もあります。
10名以上の団体での申し込みに限り、前売販売がされています。
30名以上の申し込みだと、入場料金が2700円に割引されます。
料金 | 一般3000円 シニア2700円 学生2500円 小学生2200円 (深夜寄席 500円) |
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客席数 | 椅子席237席 桟敷席38席 |
チケット入手方法 | 公演により異なる |
末廣亭友の会に入ると年4回入場券がもらえる
末廣亭には「友の会」制度があります。
年間1万円の会費を支払えば、3ヶ月間有効の入場券が年に4回配布されます。
また会員料金として、通常の500円引きの2,500円で見ることもできます。(同伴者もプラス1名は同じ2500円で入場できます)
新宿末廣亭のスケジュールの確認方法は?
新宿末広亭は、1ヶ月を10日ずつに分かれており
- 1日から10日を上席(かみせき)
- 11日から20日を中席(なかせき)
- 21日から30日を下席(しもせき)
と呼ばれます。出演者も10日ごとに入れ替わります。
10日連続で出演する場合もあれば、日替わりで数人交代で出演することもあります。
別に仕事を優先したり、病気やケガなどがあった場合には、代演(だいえん)と呼ばれ他の落語家が出演することもあります。
一般的に、代演の場合は休演する人より格上の人が出演することが通例となっていますので、運が良ければ有名な落語家を見ることもできたりします。
代演や日替わりの出演者については、末廣亭のtwitterに最新情報が発信されますので、フォローやお気に入り・ブックマーク登録などしてチェックしてみるとよいでしょう。
主なライブ | 12:30から16:00までの昼の部 17:00から21:00までの夜の部 一度入場すれば、基本的に入れ替えなしで 21時まで観覧が可能(繁忙時は例外) |
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特長など | 落語協会や落語芸術協会所属の落語家が 1月1日から12月29日まで休みなしに毎日寄席が行われている。 土曜深夜には500円で観られる 「深夜寄席」も開催される。 (2021年現在は休止中) |
余一会は月末の特別興行
10日ごとに出演者は変わるけれど、31日はどうなるの?と疑問に持った方もいると思います。
31日には、月末企画として通常と違う興行が開催されます。
10日ごとの最後の余りということで「余一会」(よいちかい)と呼ばれています。
先ほど紹介した10日ごとの上席・中席・下席は落語協会や落語芸術協会のメンバーを中心の構成されていますが
余一会の主催は、新宿末廣亭となるので、ラインナップも面白いものや趣向を凝らした企画などが行われいます。
月末が30日の月には開催されてませんが、月替りで毎月違った内容の興行をみることができるのが「余一会」です。
新宿末廣亭の現在の席亭は4代目
新宿末廣亭の席亭は2011年より4代目である真山由光さんが勤めています。
女性席亭であった2代目席亭の息子さんにあたる方によって、現在の新宿末広亭は運営されています。
米津玄師のPV「死神」の舞台は新宿末廣亭
米津玄師さんの楽曲で「死神」があります。そのPVの撮影は新宿末廣亭で行われています。
落語の演目である「死神」をモチーフにした楽曲にちなんだ世界観が新宿末廣亭の雰囲気とマッチしているPVとなっています。
末廣亭の深夜寄席は2020年5月より休止中
末廣亭では、毎週土曜日21時から「深夜寄席」と第して、前座・二ツ目クラスの落語家4名が出演する2時間程度の興行が行われておりました。
現在は、新型コロナウイルス感染拡大防止の影響で休止中となっています。
料金も500円で観覧できる少ないチャンスなので、復活するタイミングでみなさんも深夜寄席を一度味わってみてください。
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