東京で古くから続く芸能の街として浅草では落語や漫才・コントだけでなく、浪曲を楽しむことはできます。
ここでは、浅草で浪曲の寄席を毎月開催している浅草木馬亭についてご紹介します。
- スケジュールやイベントはどうやって確認するの?
- チケットはどうやって手に入れるの?
- 席数や会場はどうなっているの?
浪曲の寄席について疑問に答えていきます。
浅草木馬亭の住所
東京都台東区浅草2-7-5
浅草木馬亭の最寄駅
つくばエクスプレス・浅草駅
木馬亭のイベント予定(スケジュール)の調べ方
木馬亭のイベント予定を調べたい場合には、まずはパソコンなどで木馬亭の公式ホームページを閲覧するのがよいでしょう。
公式ホームページにはチラシの画像がアップロードされていますので、時間や演目など参考にできる情報が網羅されています。
ただし現在のところあくまでも画像形式ですので、スマートフォンなどのモバイル環境では文字が見づらいことがあるので注意したほうがよいでしょう。
ほかに日本浪曲協会などでも同様の情報を掲出していますが、こちらはチラシ画像のほか、カレンダー形式の文字情報も閲覧可能です。
木馬亭の定席「浪曲定席木馬亭」
浪曲はテレビやインターネットが普及した現在では、なかなか昔のような大衆娯楽の主流の地位にとどまることができず、いつでも見られる寄席のような施設はほとんど消滅してしまっています。
実は関東地方でも長らく常設の寄席、いわゆる定席がない時代が続いていましたが、そのようななかで唯一、1970年の誕生以来一貫して運営されているのが浪曲定席木馬亭です。
明治時代に開業した大衆劇場の伝統を受け継いでおり、当時話題だったメリーゴーランドが設置されていたのがこの名前の由来です。
木馬亭定席は毎月1~7日で開催されます。基本的には浪曲を中心にした寄席ではありますが、日によっては講談師が登場する場合もあります。
上演時間は、12時15分から16時過ぎです。(中段で仲入りが10分あります)
料金は
- 当日券のみで2,000円
- 25歳以下は半額の1,000円
で楽しむことができます。
正月番組(1月)は特別興行となり2,500円(25歳以下は同様に半額)となります。
木馬亭の席数・座席表は?混雑はどのくらい?
木馬亭の席数はすべて合わせて131席となっています。(公演によっては追加席を出す場合もあります)
場内はそれほど広くはありませんので、逆に寄席ならではの臨場感を楽しめます。
座席表については残念ながら公式ホームページには掲載されていませんが、全般に小さな映画館の椅子席のようなイメージです。
おおよその席の配置を説明すると、13列で列ごとに席数が変わるイメージを持っていただけると想像しやすいかと思います。
予約券はなく当日券のみでの対応という公演も多くありますので、むやみに混雑することはないはずですが、一帯は都内有数の観光スポットですので時間に余裕をもって行くのがよいでしょう。
木馬亭では飲食はできるの?
木馬亭はもともと大衆娯楽の殿堂ですので、特に館内の飲食については制限されていません。
実は休憩時間になると木馬亭の館内後方でアイスクリームの販売なども行われており、アイスもなかを幕間に食べながら一息つくのはもはや木馬亭の伝統様式のように定着しています。
もちろん演目が始まってしまってからでは食べる際の雑音が鑑賞の妨げとなってしまいますので、マナーのひとつとして気をつけておいたほうがよいでしょう。
ほかにも周辺には喫茶店や洋食屋、甘味処などさまざまな飲食店があります。
木馬亭周辺の駐車場は?
木馬亭は浅草寺の境内に入る路地の行き止まりに近い場所にありますので、マイカーで訪れる場合の専用駐車場などは特に用意されていません。
そのかわり地下鉄やつくばエクスプレスの駅から徒歩で数分の距離になっていますので、できればこのような公共交通機関を利用してアクセスするのがスムーズです。
もしもマイカーでのアクセスにこだわるのであれば、付近に時間貸しのコインパーキングがありますので、こちらを利用するのがよいでしょう。
ほかに区営の雷門地下駐車場も選択肢として考えられます。営業時間は7時~23時、最初の30分200円、以降15分ごとに100円という設定になっています。
平日昼間には6時間以上12時間まで2,400円の上限がありますが、土日祝や夜の時間帯は設定がありませんので注意が必要です。
その他にもタイムス駐車場も周辺に数カ所ありますので、車を利用したい場合はそちらも検討してみると良いでしょう。
コメント